日本国内急速充電プラグの種類

充電器情報

今回は電気自動車の急速充電についてまとめてみました。
現在、日本国内でEV急速充電を行う規格は主に2種類あり、国産EVで採用されているCHAdemo(チャデモ)とテスラに採用されているNACS(ナックス)になります。
その2種類の特徴をご説明していきたいと思います。

日本国内急速充電規格

CHAdeMO(チャデモ)

2010年、日産のリーフ登場に合わせて出来た規格で、日本が発祥の急速充電規格で名前の「CHAdeMO(チャデモ)」とはCharge de Moveの略と充電時間に”お茶でも”という意味も含んでいます。
電気自動車用急速充電規格の国際標準として承認されておりEVが出始めた初期では欧州でも普及し始めたが欧州では現在「COMBO(コンボ)」規格が優勢になっており、また中国は独自のGB規格を採用、アメリカはテスラが開発したNACK(ナックス)が標準規格になりつつあり「CHAdeMO(チャデモ)」は事実上、日本国内専用規格となっています。
チャデモのメリットはなんと言っても高い安全性です。
充電ステーションとEVで「出力可能電圧値」「電池総量」などの情報が常に授受されているため、リアルタイムで充電状態を監視しています。またいつでもトラブルに対処できる仕組みを構築しており、非常に安全面に配慮されています。
日本らしいですね!
接続はアダプターは急速用と普通用が別々になっています。

NACS(ナックス)

NACS(North American Charging Standard)とは米テスラが独自に開発した急速充電になります。
最新仕様の「スーパーチャージャーV3」の出力は250kWの大出力になり2023年時点で全国に約80か所に増え、準備拡大中。
テスラで開発した急速充電器のため、テスラ社では充電できないといったトラブルがないのも魅力的ですね。
北米では既に1万2000台(2023年末時点)以上設置されているのと日産、トヨタ、ホンダ、スバルなども北米ではNACS規格採用を表明しておりスタンダードになりつつあります。
接続はCHAdeMO(チャデモ)が急速と普通で別プラグなのに対しNACS(ナックス)は1つのプラグで急速、普通を兼ねており充電プラグが非常にシンプル、コンパクトで車のデザインにあまり制限させないメリットもあります。

充電規格の今後

年々EVバッテリーの大容量化が進んでいる中で充電器側もそれに対応すべく高出力化に取り組んでいます。現在国内ではテスラのスーパーチャージャーが250kWの大出力を採用しており、日本発祥のCHAdeMOも150kW充電器を順次展開しています。
更にCHAdeMOは中国と共同でCHAdeMO 3.0 (ChaoJi 2) の開発を進めており200~350kWでの運用を目指しています。
世界の自動車販売台数が世界一の中国と組むことで世界標準規格にしていこうという試みです。
一方でテスラが採用しているNACSはテスラ独自の充電規格ですがシステム構成を一般公開し既に北米で1万2000台以上(2023年末時点)設置されているテスラのNACS規格もシステムを一般公開し他社車でも使うことが出来るよう充電器普及をさせて北米標準規格を狙っており、どの分野でも北米標準規格=世界標準規格になることが多く同様に世界標準規格を狙っています。
日本の日産、トヨタが北米では今後そのNACS規格を採用するアナウンスもされており北米標準化になりつつあります。
ユーザーからすると統一してもらえるのが一番使い勝手よいのですが、、、、

またまだ世界標準規格争奪は続きそうです

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